6ヶ月で20kg痩せてリバウンド知らず。その方法

ヤセさせてくれない思い込みの捨て方

42年間ずっと肥満体で生きてきて、今は標準体型であることの素晴らしさを享受しているワケですが、それまでにダイエットしたことなかったかというと、そんなワケありません。異性を本格的に意識し始める高校生ぐらいからヤセなきゃモテないぞ、と色々試していました。サウナスーツを着込んでひたすら走る…、昼ごはんを減らすため菓子パン1個で我慢する…、3食リンゴのみにする…、食べたものをスッキリだすサプリメントの服用…、スポーツジムに通う…。

どれも決定的な効果は出ず、長続きしませんでしたが、ダイエット期間でもしっかり続けられたことがあります。それは3食きちんと食事を摂ること。

「朝、昼、夜はちゃんと食べないといけない」

というメッセージを頑なに信じて、非効率的なマッチポンプを繰り返していました。

儲けたい側からの意図的な「3食摂らなきゃバイアス」

「3食しっかり食べましょう」というメッセージは、子供の頃からずっと聞かされてきた覚えがあります。そりゃ、成長期の子供は食べて休息を取ることで大きくなるワケですから、それは必要でしょう。でも身体的に成長しきった大人もそうでしょうか。

「1日3食摂りましょう!」と朝ごはんが食べられるようになったのは、電球などの照明が普及し夜が長くなってエネルギーの消費量が増えてから、と一見もっともらしいですが、この情報の流布には電球とトースターを発明したトーマス・エジソンが関わっていた!という説もあります。

また「朝ごはんをしっかり食べないと集中力が続かない」「3食きちんと摂らないと、逆に太る」なんて情報をどこぞの教授や医師の名のもとに発信しているのは、その界隈の食品メーカーや関連団体だったりすることがほとんど。

儲かりたい側からの情報を、親や学校の先生が代々子供に伝え、身体がその味を覚え「健康のため」という大義名分となって、言いつけを守った順にぽっちゃりボディになっていく。

かく言うわたくし友人屋も「糖質は太る!」と理解しながらも「健康のため朝ごはんはしっかり摂らなきゃダメ」という情報は最後までバイアス(思い込み)として残っていました。

でもヤセられたのは、朝のごはんをバターコーヒーに代えてからです。

自分自身が実験台となる「充実の法則」

ダイエットが長続きしないのは、あれこれ試してみてもパッとした効果が出ず「どうせやってもダメだろう」と思いが強くなり無気力になってしまうから。これを心理学的に「学習性無力感」というようで、何をやってもダメだと学習してしまうと、無抵抗状態になってしまうようです。

こんな無抵抗状態から脱するのに必要なのは「出来そうだ!」「面白い」という実感。人は面白さを感じているとき、成長を感じているときは充実した気分になるようで、これを「充実の法則」というらしいです。貯金が貯まり出すと楽しくなる、あの感じですね。

この面白みを感じるには「仮説・検証のプロセス」を試すのが、心理学的に有効とされているようです。例えば、自分を実験台として、朝をコーヒーや紅茶(ミルク・砂糖はNG)とゆで卵だけにして糖質を抜き、1週間後に体重を測ってみるとか。※できれば脂肪燃焼を助けるMCTオイルも摂ると良いですけどね。

朝、欠かさずに糖質を摂っていた方は、これだけでも少しは効果が出るはず。効果が出たなら素直に自分を褒めて、喜びを噛みしめましょう。日々、この小さな喜びを噛みしめていると、気づいた頃には、ダイエットが成功しているはず。

ダイエットしたいけど、朝ごはんを摂っているという方。まずは実験として朝ごはんを抜いてみませんか。抜いても集中力は続くし、体重も減る事実に気づくと、子供の頃から信じ込まされていた「朝ごはん必須バイアス」も捨てられるはずです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です