わたくし友人屋の肥満時代、どれだけダイエットをしてもヤセられなかった理由を考えると、肥満に慣れ親しんだ自意識のまま取り組んでいたからだと断言します。ダイエットしているのは肥満の「自」分の「意識」なので、取り組むこと全てが我慢や無理していることばかりになる。ご飯を減らすのも無理して我慢、運動も無理して我慢…結局、我慢しきれなくなって、三日坊主。これまでのライフスタイルにないアクションを無理矢理プログラムしても、スムーズにことが運ぶわけがありません。古いOSに最新アプリを強引に入れても、うまく作動しないように…。
ヤセたいなら、ヤセられるライフスタイル対応のOSをインストール
今回ダイエットが成功したのは、最初にOS(自意識)を切り換えられたから。
スナック菓子を買いに入ったコンビニでGackt先輩に出会い「愛する者がいて、カラダを鍛えていないお前は、ハナクソだ」とこっぴどく説教された際(Tarzan704号)に、ダイエットをしようと決めたわけですが、その時にGackt先輩をインストールしたんです。(43歳、真剣に語っています)
ランチを買いにコンビニに入った時「もし自分がGackt(敬称略)だったら?」で考えると、買う物が自然に変わります。菓子パンやカップラーメンは食べない、お菓子やプリンなど無駄な糖分は摂らない、成人向け雑誌を立ち読みしない…と。無理、我慢というワードはありません。なんと言ったって意識はGacktのOSになっているのですから。
家に帰ってからもGacktですから、夜にドカ食いするわけありませんし、筋トレは「しなければならない」から「毎日したい、しておきたい」に変わります。
Gackt先輩は、カーボフリー(炭水化物0)、腕立て伏せ・腹筋を毎日300回ですから、まだまだインストールしきれていないですけどね。
(本当に友人屋がやっていた話です)
「インストールダイエット」のやり方
は、とても簡単。ことあるごとに「もし◯◯だったら、どうする?」と意識することです。もちろん、これは別に有名人でなくても問題ありません。理想の自分を意識して、その理想の自分を毎日演じてもいいでしょう。
トレーニング動画、トレーニング内容をサイトにアップしている方だとインストールしやすいかもしれません。
大切なのは、行動よりも、先に意識を換えることです。慣れてくれば、自然と行動も換わってきます。そして行動が換われば、体型が変わります。こんな感じで。
効果は抜群なのに、プライスレス!
自分の背中にリンゴのマークがあると想像して、理想の意識のインストールをスタートしてみてください。