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ダイエット長続きの秘訣は「好きなもの解禁デー」

〜ダイエット8年継続の秘訣は“ゆるめる日”にあった〜

「炭水化物を減らすダイエットをしています」

「朝ごはんは、ダイエットし始めてから、基本的に摂ってません」

そう聞くと、多くの人が「我慢ばかりのストイックな生活」を想像するかもしれません。でも、私が8年以上(2025年時点)もダイエットを継続できているのには、ある秘密があります。

それが「休日のダイエットオフ日」

今日は日曜日!さて何たべよう?

週に一度だけ設ける、”好きなものを好きなだけ食べていい日”。

普段は控えているカップラーメンやお菓子、夜のお米も、今日は解禁。温かい白いご飯を口にすると、「こんなにおいしかったのか…!」と感動すら覚えます。

「お米は敵だ」と思い込んでいた、ダイエット始めたての頃が懐かしい…。でも、不思議なことに、こうして自由に食べる日をつくったことで、かえって普段の節制が無理なく続くようになりました。

ダイエット中でも”食べる日”をつくる理由

では、なぜオフ日が重要なのか?そこには、味覚の変化心のリズム、そして科学的な体の仕組みという効果があります。

1. 味覚が敏感になり”いらなくなる”

久しぶりにカップラーメンやレトルト食品を食べてみると、「あれ?どれも同じ味がする…?」と気づくことがあります。これは、添加物の“味の調整感”に舌が反応しているから。

普段、できるだけ自然な食材を選んでいると、こうした人工的な味に敏感になり、次第に「別に食べなくてもいいかな」と感じるようになります。

実はこれ、「味覚の再校正」と呼ばれる科学的な現象なんです。人工甘味料や化学調味料に慣れた舌は、自然な食材の微細な味わいを感じにくくなりますが、これらを控えることで味覚の感度が回復するのです。これが、無理のない”卒ジャンク”の第一歩に。

ここ何年も、カップラーメン、マック、食べてないなぁ。美味しいのはわかっているけど。

(CMが決まるなら、食べてもいいなぁと思っております。)

2. パンやお菓子は「味」より「食感」だった?

こんがり焼けたトーストやサクサクのお菓子。その「パリッ」とした歯ごたえを楽しむことで、味覚というよりも触覚的な満足感を得ていたことに気づきます。

つまり、ストレスで「味の濃いものが食べたい」というよりも、「噛んで発散したい」という欲求。また、ちゃんとした素材で作られたパンの美味しさを再発見するきっかけにもなります。そのままで美味しいパンは、なにをやっても格別に美味しいですね。

3. 「好きなものが食べられる」という安心

我慢ばかりの生活は、いつか限界がきます。でも、「週末に食べてもいい」と思えるだけで、平日の自制がずっとラクになる。

これは心理学でいう「心理的リアクタンス」の回避です。何かを禁止されるとかえってそれを欲しくなるのが人間の心理。「絶対に食べてはいけない」ではなく「日曜日なら食べられる」という選択肢があることで、この逆説的な欲求が軽減されるのです。

「逃げ道」があるからこそ、人は長く頑張れるのです。

科学が証明する「チートデイ」の効果

実は、週1回の解禁日には、体の仕組みからみても理にかなった効果があります。

レプチン(満腹ホルモン)の正常化

長期間のカロリー制限により、満腹感を司るレプチンというホルモンが減少します。適度な自由な食事は、このレプチン分泌を一時的に回復させ、代謝の低下を防ぐ効果があることが研究で示されています。

ストレスホルモンの軽減

持続的な食事制限はストレスホルモンのコルチゾールを上昇させ、これが脂肪蓄積を促進することがあります。定期的な「解放日」は、このストレス反応を和らげる効果があります。

筋肉量の維持

炭水化物摂取は、筋肉のエネルギー源であるグリコーゲンを補充し、筋肉量の維持にも役立ちます。これは基礎代謝を保つ上で重要なポイントです。

「三歩進んで二歩下がる」でちょうどいい

昭和の名曲『365歩のマーチ』で、水前寺清子さんが歌っていました。

一日一歩、三日で三歩
三歩進んで二歩さがる

ダイエットも、これと同じです。平日に5歩進んで、休日の爆食で3歩下がるそれでも、週でみれば2歩前進できているのです。

これを続ければ、健康的なダイエットの基準とされる1ヶ月で体重の5%減も夢ではありません。大切なのは「継続すること」。そのためには、「少し戻る日」も戦略のうちなんです。

「今日はお休み」の人へ、ひとこと。

「今日はゆっくりしたい」そんな日もありますよね。

食べたいものがあるなら、気にせず食べてみてください。無理に我慢せず、心がホッとすることも”健康”の一部です。

そして、また明日から、ほんの少しずつ、整えていけばいい。

まとめ:自分を”ゆるめる日”が、いちばんの継続術

ダイエットに成功する人ほど、「自分を追い込まない」「好きなものをたまに食べる」という”ゆるさ”を知っているのでは。

だからこそ、長く続けられる。そして、心も体も健やかになっていく。

科学的にも、心理学的にも、そして何より実体験としてもダイエットの解禁日は、持続可能なダイエットの鍵なのです。

あなたも、自分をゆるめる日を設けませんか?

あ、今日は日曜日ですね。スーパーのお惣菜コロッケをペタンコにして、ソースでベタベタにして、白米にワンバンさせて食べようかな。キムチとトッポもついでに買おう!

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