6ヶ月で20kg痩せてリバウンド知らず。その方法

医者が書く医療肯定本と医療否定本のはざまで

いかにヤセるかを学ぶうちに、いかに健康体を保つかにも興味がわき、お医者さんが書く医療本をいろいろ読んで愕然としたことがあります。それは、言っていることがまるで違うことが多々あること。それはガンという日本人の2人に1人がかかり、4人に1人が亡くなる超メジャーな難病に対してもそうで…

ある先生が

「多くの腫瘍は良性で切ると余計に悪くなるから、切除しないほうがいいことの方が多い。抗ガン剤の副作用で体力が落ちるのも問題。ピンピンコロリの基本はガン検診をうけすぎないこと」

と言えば

ある先生はガンで亡くなった多くの著名人の例を挙げ

「切らないことを選択したことで亡くなってしまった。見つかった時点で切除すれば亡くなっていなかった」

と前者を糾弾します。

俗に「宗論はどちら負けても釈迦の恥」といいますが、医療もガンの時はコレ!という方法を一本化してもらいたいものです。

業界のダブルスタンダード

落語でいうところの「落語協会」と「落語芸術協会」、今は大難産の末Bリーグとして一本化しましたが日本男子バスケットボールのNBL(実業団)とbjリーグ(プロリーグ)のように、健康を診断する側でも、きなくさいことになっているように感じます。

2014年、日本人間ドック学会(と健康保険組合連合会)が血圧やコレステロール値などの数値に独自の新基準を設けました。そしてこれに対し、日本医師会、日本高血圧学会、日本動脈硬化学会が患者さんに対して注意喚起を促す声明を打ち出しました。「そんなのは信じるな」と

「人間ドックの9割は間違い」(牧田善二/幻冬舎新書)

新基準はどれも従来値から正常値のゾーンが広がったもので、基準値改定により医師的見地による判断では「要注意」だった人が、日本人間ドック学会的な判断では「異常なし」ということになるケースも出てきているようです。

この医師側と日本人間ドック学会の対立の根に見え隠れするのは、お金の問題。患者さんが増え医療費として健康保険を使ってもらった方がお金になる医師に対し、健康保険の使用をできる限り抑えたい健康保険組合連合会の思惑が数値に見え隠れしています。

医療村戦争から取り残された我ら一般人に残された手段

現状はまるで父と母が教育方針で争っているかのごとくで、一番困るのは従うしかないわれわれ“子供”です。

でもせめて、デキる賢い子供なら何ができるかを考えるとそれは、医療村の争いを尻目に、病気を寄せ付けないカラダを手に入れるしか道はありません。

言うのは簡単で「仲良く喧嘩しな」ぐらい無茶なことのようですが、

万病の元「肥満」を寄せ付けない生活リズム

を身につけることが、病気を寄せ付けない(=免疫力が高い)カラダづくりと同義なのでは、と健康本を積むたびにそう思います。そして元肥満としては、痩せるのも、リバウンドしないのも、そんなに無理なことでもないですよ、と強く主張します。ダイエットは楽ではありませんが、一生をかけて取り組むに値する一大事業にふさわしいのではないでしょうか。DEBUとDEATHが近いという意味でも。

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