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映画にしかけられた肥満化の罠

「クリード2 炎の宿敵」をシネコンで観てきました。

平日21時以降の深夜回だからか、大スクリーンの前に観客は5人。ほぼ貸し切り状態の中、中央ど真ん中の席で両側のアームレストを堂々と使い、スタローン御大が直々に脚本をつとめた話題作を満喫しました。うーん贅沢。

ロッキーシリーズは「負け犬があきらめずに這い上がる」という不変のメッセージがこめられた、万年負け犬のわたくし友人屋のようなヤツに向けられた作品。ちょうど現状である何かをあきらめようとしていたところだったので、イカンイカンと意識の上方修正を図る事ができました。「驕る平家は久しからず」「追われるより、追う者の方が強いんじゃ」などなど、調子に乗らず油断を排し、常にハングリー精神であることを良しとする大和魂にマッチしたもので、当分のヤル気燃料を積んだ感じがします。あきらめたら、自分が死ぬぞ!って。

気になったのは、ヘビー級とはいえボクシングを扱った映画なのに、食べ物がおいしそうなこと。ノリノリMusicにあわせたハードなトレーニングシーンはあるものの、キツい減量シーンはないどころか、プロアスリートで世界チャンピオンのクリードがワインをラッパ飲みして、地元バルでジャンクをパクつく。

え?最近引退を表明した横浜マリノスの中澤選手は、選手期間中、揚げ物やお酒を口にしなかった、というのに?世界チャンピオンが、そんな意識?

フィクションに登場するノンフィクション

たとえばスピルバーグとトム・ハンクスが組んだ「ターミナル」という映画では、祖国のクーデターにより空港内で身動きできなくなった主人公をハンクスが演じていますが、一方で「バーガーキング」や「スターバックス」が実名で登場し、視聴者に食べたくさせるという“名演”を魅せています。ちなみにデート時に着用のスーツは「ヒューゴ・ボス」…と、この映画には出演者の他に有名企業が40社ほど実名で登場しています。

この制作手法は「プロダクト・プレースメント(PP)」といわれるもので、企業から出演料を徴収し制作費を抑える狙いがあり、企業にとっても高い効果が期待できるブランド戦略の1つになっています。

この手法はテレビ番組やアニメ、ゲームの世界にも浸透中。広告なのかただの演出なのかは未確認ですが、2017年公開のテレビアニメ「冴えない彼女の育て方♭」ではカメダ珈琲店なるものが登場してシロノワール的なものを注文しているのが確認できます。ご丁寧に名古屋喫茶店文化の象徴「あんこ」まで描かれています。

制作費を抑えることでいい作品がたくさん創られることは良いのですが、ダイエッターにとっては、無意識に訴えかける食欲倍増演出には注意したいものですね。

シネコンとセット感があるキャラメルポップコーン

この「クリード2」鑑賞日ですが、20時に仕事を切り上げ仕事場から自転車でシネコンに直行したので、当然腹ペコです。で、チケットを買おうと売り場に行って真っ先に出会うのが「キャラメルポップコーン」の甘い匂い。そして横には相性バツグンと分かりきっている炭酸飲料の赤い看板。

空腹状態でこれをガマンするのがいかにツラかったか…。

これに便乗してか、近くビデオレンタル店でも「キャラメルポップコーン」を販売しはじめましたね。そしてそれをちゃんと買う、糖尿予備軍のウチの母ちゃん。おいおい、それはマストなセットアイテムじゃないって。

映画好きダイエッター目線でこれにクソリプすると、某大国が保護生産しているコーンを消費するために映画業界と手を組み、ポップコーンや加糖ブドウ液糖と名を変えたコーンシロップたっぷりの炭酸飲料にして一般大衆を太らせ儲けようとしている!とジャーナリスティックに斜め上に立てば、ガマンできるはずです。

※ちなみにこのコーン情報、2009年に公開された「キング・コーン」というドキュメンタリー映画から得た情報をもとにしています。

札束を片手にしたスマートリッチが、肥満プアにコーンを食べさせている絵をイメージしてみてください。腹へりの前に、腹たつ!ってなりませんか。

ロッキー、クリードでも描かれていますが、何かを手に入れるものは常にハングリーです。

ヤセたいなら、映画を観るときはストイックに作品だけを味わいましょう。

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