心臓(+血液)に疾患がある父親と、糖尿病1軍補欠として病院で投薬治療を受けている母親を持つ、わたくし友人屋。そうそう母親の兄弟には透析している方もおりました。こんな糖尿サラブレッドな私が172cm/体重88kgの肥満のまま、高脂血しょうのまま突っ走っていたら、DNAと不摂生生活のWパンチで間違いなく近いうちに糖尿予備軍に入隊していたと確信しています。
Gackt先輩の「愛する者がいて、身体を鍛えない奴はハナクソ」という御託宣をきっかけに筋トレをを始め、ガマン少なめな食事制限で-20kgの体重減少を成し得た者としては、ダイエットには糖質を減らすこと一択と身を以て分かっているつもりです。…が、糖尿母の食事パターン1つ変えられないでいます。この糖尿母、グラノーラは健康という企業発信の雰囲気を頑なに信じ、毎日昼間に山盛り1杯完食。バナナは便通にいいから、とおやつで2本平らげたりもしています。バナナなんて糖分たっぷりで、血糖値のことを考えると避けておいた方がいいのに…。※おいしいことは分かっています。
どうすれば人の食事意識を改善していけるのでしょうか。
食事が減る事の恐怖にどう立ち向かうか
思い返せば、私が(何度目かの)ダイエットはじめる宣言をして、妻に食事を減らすようにお願いした1日目の夜ごはん。食卓に出された野菜中心の鍋と納豆、生野菜を見た時「えっ!これからずっとこんなカンジ!?」と愕然とした思い出があります。遺伝子レベル的には「餓死しろってこと?」と捉えたのだと思います。
「これだけなの?」という表情しているわたくし友人屋に対し、妻が「食べてみて、まだ食べたいと思うなら、おかわりはあるから」と一言。「おかわり、あるのね…」の安心感のもとよく噛んで食べてみると、ちゃんと食べた感は残り、これなら続けて行けるかなと考えられるようになりました。
標準体型の妻的には、食べる前からマンガに出てくるようなてんこ盛りをする食いしん坊特有のアクションが前々から気になっていたようで、標準的な量を食べてから、おかわりするかを考えなさい…と。まぁごもっともですな。
そう、空腹の時と、食べた後の考え方はガラリと異なるのです。実際に糖質を制限したものながら、お腹いっぱい食べてもらってから説得する…。
我ながら、これは効くかもしれません。
糖尿予備軍でも食べられるデザートの考察
糖質制限ダイエット成功者の経験上、夜に白米が食べられないのはそれほどきつくありませんでしたが、口寂しくなる時、ジャンクなものを頬張りたくなる時は必ずきます。そんな時に血糖値に影響のないデザート(締めの一品)を用意しておくと俄然進行が楽になります。
よく口にしていたのは…
定番アーモンド。
ビタミン、ミネラル、タンパク質を補えます。アマゾンで1kg1500円程度で購入しておけばコスパもよし。
オートミール&豆乳ハチミツがけ
オートミールは炭水化物ですが、少量ですし、食物繊維やビタミンBも豊富ですし。腹持ちも抜群です。
クイックメルト(100%カカオ)
カカオ成分70%以上のチョコレートがイケる方は多分大丈夫。糖分を気にすることなくチョコレートがわりにポリフェノール(老化や病気の原因ともなる活性酸素を減らす抗酸化作用あり)を摂取できます。
お菓子の買い置きを止めない糖尿病1軍補欠の母親にすすめてきます。