「上がりすぎた血糖値はキケン」というのは周知の事実ですが、最近、血糖値が急上昇(140mg/dLを超える)する「血糖値スパイク」というワードを聞くようになりました。血糖値を急上昇させるような要因満載の近年の食生活が、そんな症状を呼び寄せているのでしょうね。でも食べ物、食べ方のイロハを押さえておくだけで、基準とされる範囲内で手なずけられそうです。
糖尿病の玄関「血糖値スパイク」
「糖」というか「ブドウ糖」は身体を動かすのになくてはならない栄養なので、常に血液中に含まれています。通常は、食事によって血液中に増加しても、インスリンにより減少…、のサイクルを繰り返して適度な数値を保つようコントロールされています。
でも例えば、仕事前の1杯として缶コーヒーやエナジードリンクを飲んだり、時間がないからとご飯をかき込んだりして糖分を“急速チャージ”すると、血糖値が140mg/dLを超えて急に上がることがありますが、これを「血糖値スパイク」と呼びます(血糖値をグラフにすると「スパイク〈くぎ〉」のような形になるから…)。
血糖値スパイクを繰り返すと血管に負担がかかり、動脈硬化や心筋梗塞などの重大な病気を引き起こすリスクが高まる、というのは想像できますが…。まだ怖いのは、血糖値急上昇からの、インスリン大量放出による急降下で低血糖状態に陥り、 集中力・判断力の低下や意識消失も引き起こす恐れもあること。ご飯を食べた後、急激に眠くなる方は「血糖値スパイク」を引き起こしている可能性があるので要注意です。
デキるMAN&WOMAN(これを読んでいるあなたのことですよ)なら、血糖値を基準値(基準値:空腹時血糖値70~99mg/dL、食後2時間血糖値80~130mg/dL)でキープしておきたいところです。
血糖値を急上昇させないコツ
良く聞くオーソドックスなものかもしれませんが、心がけることで「ご飯を食べた後、急激に眠くなる」ことは確実に減りました…とは私の経験談。
- 野菜から先に食べるベジファーストを心がける!
- 糖質を単体で摂らない。炭水化物on炭水化物はもってのほか!
- 食事はゆっくりよく噛んで!
- 食事の後はウォーキングなど軽い運動を。決して寝ない!
- 特にそしゃくを必要としない糖質はより危険!
ジュースは危険ということですね…。
原材料を「角砂糖算」で仕分け
血糖値を過剰に上げる原因は、糖質の過剰摂取一択です。
スーパーやコンビニで飲食物を購入する時は「糖質」「炭水化物」の表記を必ず確認。角砂糖1個は約4gですが、飲もう!食べよう!と手にしたものに角砂糖が何個入っているかをイメージするようにしましょう。これが小学3年以上なら誰でもできる「角砂糖算」。
例えば…
コーラの炭水化物は100mlあたり11.5g、500mlのペットボトルだと57.5g…ということは角砂糖14.3個分、 ジョージア エメラルド マウンテンブレンドの炭水化物は100mlあたり6.9g、210gのショート缶だと14.4g…ということは角砂糖3.6個分という具合に。これ1本で…みたいな野菜ジュースにも、4個分ぐらいの角砂糖が入っている計算になります。
例では飲み物ばかり挙げましたが、いずれにせよ角砂糖が入っている絵を想像すると、買うのを控えようかな、食べるものを変えようかな…と意識を変えることができます。
お試しあれ。