ダイエットにバターコーヒーって効果があるの?
ある!と即答します。食い気味に。
なぜ言い切れるか。それは筆者の友人屋が試し、6ヵ月で20kgの減量に成功したからです。生まれて40年以上、ずっとデブだったのに!!
173cm/88kg(体脂肪率24%)の立派な肥満から、68kg(体脂肪率16%)のノーマルボディに変化しました。バターコーヒーを始めてからスルスルっと。
バターコーヒーとは、朝食の代わりに、コーヒーにグラスフェッドバター(芝を食べて育った牛からつくられたバターのこと)とMCTオイル(ココナッツから抽出された中鎖脂肪酸オイル)を混ぜて飲むというもの。
これはアメリカのIT起業家が「シリコンバレー式自分を変える 最強の食事」で提唱しているもので、肥満だった作者自身が30万ドル投じて自己実験し、50kg痩せたというメソッドです。
コーヒーのカフェインは、寝起きの脳内のドーパミンやセロトニンを活性化しつつ、すい臓から分泌されるインスリンの感受性を高める(糖が細胞に行き渡り、血中糖度を適切に保つ)働きがあると言われています。
※メタボの人はインスリンの感受性が低い。
グラスフェッドバター、つまりは栄養価の高い脂肪は、細胞、脳、臓器が脂肪からできていることから分かるように、人の体には必須の栄養素。このバターをコーヒーに溶かし合わせることで、ミセルという状態に分解され、脂肪が朝のエネルギーに効率よく変換されるとのこと。腹ペコで集中力が…なんてことを防ぎます。
MCTオイルは、脂肪を貯蔵しようとする腸内細菌を抑制し、さらに体が糖の代わりに余分な脂肪を燃やしてエネルギーにする「ケトーシス(ケトン体上昇)」に導いてくれる優れもの。
朝食代わり…といっても炭水化物や糖を摂っていないため、身体は食事と認識しないので、内臓の負担を和らげる…デトックス効果…などのショートファステイング(短い時間の断食モード)の恩恵も受けられます。
バターコーヒーの味は?
そもそもバターはミルクからつくられたものですし、MCTオイルは無味無臭ですから、友人屋はクリーミーで美味い!と感じながら、今も毎日飲んでいます(画像参照)。そう20kg痩せてからも毎日です。
おかげで、痩せてから1年経ちますが、リバウンド知らずです。
初めてバターコーヒーと聞いた人の多くの反応が…
「バターとオイルを溶かすって、アブラっぽくなってて気持ち悪そう!」
と言い放ち、コンビニコーヒーに無料のフレッシュを入れて、したり顔で飲んでいたりします。
ハァァ(ため息)。
そのフレッシュという物体。ミルクと思っているかもしれませんが、原材料名を見てください。ハッキリと最初に植物性油脂と書いてあるはずです。どのダイエット本にもホルモン代謝を狂わせる作用があるから摂らないように!と注意喚起されているオメガ6系のサラダ油です。それに乳化剤やら色素を加えて常温保存できるようにしたミルクもどきの代物ですから。
様々なダイエットを試しては、効果がないと嘆いている、昔の友人屋(アタシ)みたいなアナタ、
まずはバターとMCTオイルを買って、朝食代わりにバターコーヒーを試してみてはいかが。
効果も味も、心配ありません。はず…。