6ヶ月で20kg痩せてリバウンド知らず。その方法

ダイエットの大失敗〜お米ありがとう、出すって大事〜

ダイエットを語るとき、「これだけ食べていればOK!」みたいな極端な方法って、なんだか惹かれるものがありますよね。
僕もその一人で、以前MECダイエット(ミート・エッグ・チーズだけを食べる方法)にチャレンジしたことがあります。

正直、始めてすぐは体重がストンと落ちていきます。
でも……
ここからが本当の地獄でした。

1. お通じがまったく来ない…!

なんと便秘になったんです。過激なゲリ派とならした私が!!
最初は「ダイエットで体内が変化してるからかな?」なんて思ってましたが、どんどん苦しくなるばかり。ある時は、トイレで格闘して映画1本見終わるも、それでも敗北、、、ということがありました。これが便秘か…。

実はこれ、低炭水化物やケトジェニックダイエット(炭水化物を極端に制限し、脂質を大幅に増やす食事法)での便秘は、最大で50%もの人が経験するというデータもあるそうです。


理由はカンタン。
MECダイエットでは「ごはん」「野菜」「果物」といった食物繊維の多い食材をほとんどカットしてしまうから。
食物繊維は腸内で水分を吸って、便を柔らかくし、スムーズに排出するのに大切な役割を持っています。
だから極端に減らすと、便秘リスクが一気に上がるのは医学的にも間違いない事実なんですね。

2. お金がかかる……

MECダイエットや肉中心のダイエットって、「毎日ステーキや卵、チーズを好きなだけ食べていい」という響きは魅力的ですが、とにかくコストが高い!
実際、専門家からも「肉食ダイエットは高コストで、一般的ではない」と指摘されています。
僕も実感しましたが、スーパーでまとめ買いすると「本当にこれは庶民の食事なのか……」と疑うレベル。
続けるほど家計にダメージがきます。

3. 飽きる&栄養バランスの不安

最初はお肉や卵だけの生活も楽しいですが、すぐに食事のレパートリーがなくなり、飽きが来るんです。
しかも、極端に制限したダイエットの長期的な安全性は医学的なエビデンスがありません
むしろリスクがあるというのが医学界の共通認識です。

4. やっぱり日本人には「お米」!

僕が痛感したのは、「やっぱり日本人の体には日本の主食が合っている」ということ。
この直感は、なんと最新の腸内細菌研究でも裏付けられています

日本人の腸内には「海藻を分解できる特殊な酵素」を持つ菌が住んでいたり、
お米や玄米といった全粒穀物の食物繊維が、腸内環境を整える“プレバイオティクス”として重要な役割を果たしていることがわかっています。
実際、日本の伝統的な食事を続けている人ほど腸内細菌のバランスが良く、健康的な体質が維持されやすいそうです。


お米問題、解決しますように

「極端なダイエット」には、必ず“落とし穴”があります。
日本人の体には、日本の食文化に合ったバランスの良い食事、特にお米と食物繊維が欠かせません

「出すって大事」「お米ありがとう」
お通じとバランス、どちらも健康のために超重要だと、身をもって学びました。

  • お米を抜いたら、体はスリムになったけど、心はカラカラに
  • 出すこと=整えること。腸が動けば、心も動く
  • 日本人の体に合った、穏やかな食生活を見直そう

痩せることより、“健やかで在れること”が、いちばんのゴール。
無理なく、心地よく、これからも“ごはん”とともに生きていきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です