「運動はしたいけど続かない」そんなあなたへ
「運動しなきゃ」と思っているけど、なかなか続かない。
ジムに通うのも面倒だし、時間もお金もない……。
そんなあなたにこそ伝えたいのが、「運動は移動で完結できる」という考え方です。
歩くこと、自転車に乗ること、それだけで十分。特別なウェアや道具はいりません。
ただ、目的地まで「歩く」「自転車で向かう」だけ。たったそれだけで、立派な運動になります。
今日から始められる「移動運動」のアイデア
たとえば…
- 最寄り駅のひとつ手前で降りて歩く
- バスを使わずにスーパーまで歩く
- 自転車で二駅ぶん移動してみる
- デートの日に、散歩コースを提案してみる
このように、日常の「移動」に少しの工夫を加えるだけで、自然と体は動いてくれます。
時間効率も抜群!「移動運動」のメリット
しかも、こうした移動は時間の節約にもなります。
ジムまでの往復時間や、着替え、準備などを考えると、日常の「ついで運動」の方がずっと効率的。
「移動」+「体重計」で、自然に痩せる習慣ができる
ここにもうひとつ、習慣として取り入れてほしいのが「毎日体重計に乗ること」です。
朝でも夜でも、自分のタイミングでOK。毎日記録をとるだけで、自分の体に意識が向き、ちょっとした行動が変わっていきます。
実際、医学的にも日々の体重変化を把握することは、生活習慣病の予防やダイエット成功率の向上につながると報告されています。
「今日はちょっと増えたな」と思えば、自然とエスカレーターをやめて階段にしたり、間食を控えたり。
体重計は、あなたに毎日のヒントをくれる”無言のコーチ”のような存在です。
実はこれ、医学的にも理にかなっている
厚生労働省が推奨する「健康づくりのための身体活動基準2023」では、「一日60分程度の身体活動(歩行や家事など)」を推奨しています。
つまり、特別なスポーツをしなくても、「歩く」「立って動く」「こまめに移動する」といった軽度〜中等度の運動を日々続けることが、健康維持に効果的だと明示されているのです。
さらに、歩行や自転車などの有酸素運動は、糖や脂肪をエネルギーとして使いやすいため、ダイエット効果も◎。
特に「間食を忘れるくらい集中して歩く」ような時間は、ストレス発散にもなり、食欲を抑える働きも期待できます。
カロリー消費もバカにできない
- 30分歩けば、およそ100〜120kcalの消費(体重60kg前後の場合)
- 自転車なら、軽めの運転でも1時間で200〜300kcalの消費
これを毎日続ければ、1ヶ月で体重の5%程度の脂肪を落とすことも可能です。
しかもこれらは「ながら運動」——買い物や通勤のついでにできるため、わざわざ「運動のための時間」を確保しなくてもいいのです。
「移動が運動」だと気づくと、世界がちょっと変わる
エレベーターじゃなく階段を使う
電車を待つより、歩く道を選ぶ
雨の日以外は、自転車で目的地へ行ってみる
そして、家に帰ったら体重計に乗る——
こうした積み重ねが、いつの間にか「健康的な生活」をつくっていきます。
運動が苦手な人ほど、「運動=何かをやらなきゃいけない」と思い込んでしまいがち。
でも、本当は日常の中に「動く時間」はたっぷりあります。
そのことに気づければ、無理のない範囲で、気づけば健康に近づいている——そんな生き方も、ありなんじゃないでしょうか。
まとめ:今日からできる「移動運動」3つのポイント
- 日常の移動を少し工夫する(一駅前で降りる、階段を使うなど)
- 毎日体重計に乗る(記録することで意識が変わる)
- 「ついで運動」を楽しむ(特別な時間を作らなくてOK)
健康的な習慣は、特別なことではなく日常の小さな選択から始まります。今日からあなたも「移動」を見直してみませんか?
この記事があなたの健康習慣づくりのきっかけになれば幸いです。コメント欄で、あなたの「移動運動」アイデアもぜひ教えてください!