人生を決定づける強い言葉
「 一言で痩せられる魔法の言葉」というのが、チチンプイプイ的なものならあるわけありませんが、何かを決定づける重い一言で、考えや行動がコロッと変わることはありますよね。
わたくし友人屋の経験で言うと、まわりがカッコ付けでタバコを吸いはじめる高校1年生の時(ド童貞)、3年のアスカ先輩(たぶん経験アリ)から言われた「タバコはキスが苦いから、吸わない方がいいよ」で、タバコは吸わない人生が決定づけられました。
「タバコはキスが苦い」
練習後の夕日のプールサイド、濡れた黒髪、競泳水着のコンボ技を前に、それでもタバコを吸いたい!なんて思う輩がいるのでしょうか。
(いや、いるはずがない※反語)
また、中学の時、テスト順位が430人中380番位をキープしていた私の悪友は、好きな人の「バカはイヤ」の一言というか5文字で、スルスルッとわたくしを含む300人を追い抜いていきました。
やせるスイッチをONのままにした言葉
妻の姉に「私はデブ専じゃないから、無理」
なんてキツい言葉を受けながらも、42年間肥満児であり続けた、わたくし友人屋を本気ダイエットに走らせたのは、TARZAN 704号(2016.09.20)。
174cm、88kgだったあの頃。休日出勤時は、お菓子2袋完食をルーティンとしていた私は、いつものようにコンビニに向かい「芋けんぴ」と「ポリコーン」を購入しようとしていたところ、本棚に読めと言わんばかりに鎮座しておりました。
普段ならパラパラ眺めることはあっても、記事を読むことはほとんどなかったのですが、この中でGACKTさんのロングインタビューが掲載されており、ついついナナメ読み…。
「愛する者がいるのに体を鍛えないヤツは、ハナクソ」
土曜日の昼下がり。常態化した休日出勤。コンビニでお菓子を手に立ち読みする、汗ばんだデブ(妻子あり)。
これほど、ハナクソという表現がピッタリくるヤツはいない!と自覚。
同じインタビューの中で、GACKTさんが「まだ、自分はそうかもと思うヤツは見込みがある」とも仰っており、思わず「はいっ」て最敬礼している自分がいました。(もしかしたら、本当に「はいっ」と言っていたかもしれない…)
お菓子を棚に戻し、このTARZANを購入。同誌で紹介されていたトレーニングをはじめたことは、いうまでもありません。
この出会いがなかったら、ここまでうまくやせられたかどうか分かりません。
「愛する者がいるのに体を鍛えないヤツは、ハナクソ」
どうです?今のあなたに、ピッタリきませんか?
読者の心を揺さぶる“あの一言”に出会うために
「言葉一つで人は変わる」なんて、キレイごとのようだけど、やっぱり事実です。
わたしの場合は、それがGACKTさんの言葉だったけれど、誰かにとっては、母親の一言かもしれないし、恋人の冷たい視線かもしれない。
あるいは、推しがSNSでふと呟いた一言──なんてこともあるかもしれません。
今は、SNSやYouTube、ポッドキャストなど、毎日大量の言葉に触れる時代。
でも、その中で“本当に響く言葉”って、自分が一番弱ってる時、あるいは素直になれた時にだけ届く気がするんです。
「まだ、自分はそうかもと思うヤツは見込みがある」
この言葉、今でもグッとくるものがあります。
ダイエットって、筋トレより、食事制限より、“心を動かせるか”がいちばん大事なんじゃないかと思っています。
だから、もし今のあなたに刺さる言葉があるなら──
それはきっと、今が“変われるとき”なのかもしれません。
あなたにとって、「人生を決定づけた一言」ってありますか?
よかったら、コメント欄で教えてください。もしかしたら、誰かのスイッチになるかもしれません。