6ヶ月で20kg痩せてリバウンド知らず。その方法

無理しないダイエットは、健康を呼ぶ

─あくまで体験談としてお読みください─

ダイエットと健康。この2つはセットで語られることが多いですが、私が伝えたいのは「無理しないダイエット」こそが、本当に健康を呼び込むんだという実感です。ありがとうカラダ!


ここで書くのは、あくまで一人の体験談。でも、自分自身が大きく体と心の変化を感じたので、もしダイエットや健康で悩んでいる方がいれば、ちょっとした参考になればうれしいです。医学的な資格はありませんが、「実際にこう変わった!」というリアルな声として読んでいただければと思います。


花粉症の症状が弱まった理由

以前の自分は、毎年春が来るたびに「またか…」と気が重くなるほどの花粉症持ち。鼻はジュルジュル、お目目はカイカイ、顔面をバカっとはずして水洗いしたくなるくらいのつらさでした。同士なら、わかりますよね。

でも、痩せた体重が定着し、気づけば「あれ?今年は鼻水のティッシュ箱が減らない…」と感じるように。花粉症の症状が明らかに軽くなっているのです。

なぜか?思い返してみると、「菓子パン、食パン、小麦粉由来のお菓子を摂る量が減った」ことが一番大きいと感じています。実際、小麦に含まれるグルテンは一部の人にとって腸の炎症を促し、アレルギー症状の増悪に関わることがあるとされています。

2022年、サイキンソー社の発表した研究では、「花粉症の症状とその重症度を予測する最大の要因が、腸内細菌叢と食事習慣の組み合わせである」と明らかになりました。花粉症の人は腸内フローラが乱れやすく、特に高糖質・高脂肪食や加工食品の摂取が多いと症状が重くなる傾向が示されています。
(株式会社サイキンソー:日本のヘルスケアスタートアップ企業)

また、腸内環境の乱れは免疫バランスにも影響を及ぼし、アレルギー症状全般の悪化に関わることもわかっています。

「グルテンや高糖質の食品を控えることで、腸内環境が改善され、結果としてアレルギー症状や炎症反応が軽減される場合がある」(国立成育医療研究センターなど複数研究より)

全員に当てはまるわけではありませんが、「小麦中心→ご飯やたんぱく質中心」に変えたことで、花粉症だけでなく、なんとなくアレルギー全般が軽くなった実感があります。


腰痛がなくなる、体が動く

おデブ時代、僕を最も悩ませていたのは腰痛でした。特に湿気の多い時期になると、朝起き上がるのもつらい。コルセットをしないと仕事に行けないこともありました。

ところが、ダイエットに取り組み、体重が減るとともに始めた「腕立て伏せ」や「プランク」のおかげか、いつの間にか「コルセット…どこやったっけ?」と思うくらい、腰の痛みが出なくなっていたのです。

なぜこれで腰痛が良くなったのか?大学の体育の授業で先生が「腹筋と背筋は、自然のコルセットだから、バランスよく鍛えなさい」と言っていたのを思い出します。

医学的根拠としては、、、
山形大学の研究(2021年)によると、BMI(肥満指数)が5%増加するごとに腰痛のリスクが約11%上昇し、体重が80kgの人は60kgの人よりも30%以上も腰痛になりやすいという具体的なデータが示されています。
また、肥満は腰への負担を2.5倍以上に高め、体のバランスが崩れることで腰椎や椎間板へのストレスが増加。逆に、体重減少はこれらのリスクを確実に下げることが、複数の臨床研究で明らかになっています。

加えて、

「腹筋や背筋など体幹の筋肉を鍛えることで、腰の安定性が向上し、腰痛の予防・改善につながる」(日本整形外科学会のガイドライン)

というエビデンスもあります。

つまり、減量+筋トレ(特に体幹)の合わせ技は、腰痛になやまされていた自分にとって救世主でした。今では、運動習慣と標準体重のおかげで、腰痛知らずの毎日です。とはいえ、ギックリ腰を3度、ギックリ肩を2度経験している私としては、油断大敵ですが、、、


腸が整うと体も変わる——「腸活」と風邪予防

ダイエットを始めて、「何を食べるか」「どう体に影響するか」に気を使うようになりました。すると、いつの間にか「腸の調子がいい」と実感できるようになりました。

グルテンを減らし、お酒や添加物、悪い油(トランス脂肪酸など)を意識して減らすと、「お通じ」が抜群によくなります。例えるなら、イチローの試合前ルーティンのように、毎朝ほぼ同じ時間に、スルッと出る。腸が”快調”だと、気分まで上がるんですよね。

そして、最大の変化が風邪をひかなくなったこと。おデブ時代は、毎年何度も風邪を引いては、薬や病院にお世話になっていましたが、ダイエット後は「風邪ってなんだっけ?」状態。

医学的根拠としては、、、
腸には全身の免疫細胞の約7割が集まっていることが分かっており、「腸は免疫の要」とも呼ばれています(理化学研究所など)。腸内環境が悪化すると、免疫機能が低下し、感染症やアレルギー、自己免疫疾患のリスクが高まることがさまざまな研究で明らかになっています。
逆に、腸内フローラが整うと、体全体の免疫力が活性化し、風邪や感染症にもかかりにくくなることが証明されています。
例えば、**乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含む食品の摂取は、自然免疫と獲得免疫の両方を強化し、感染症リスクを下げる(厚生労働省「健康日本21」・国立健康・栄養研究所報告)**とも言われています。

要するに、「腸活」は健康の基礎。腸に良い食事習慣が、知らず知らずのうちに体全体の調子まで上げてくれる。これは間違いなく実感しています。


無理しないことが続けるコツ、続けることが健康のコツ

ここまで振り返ってみると、どれも「無理なくできたこと」ばかり。

  • 炭水化物(とくにパン)を朝・夜は控える
  • 小麦製品を減らす
  • 筋トレやウォーキング(サイクリング)を生活に取り入れる
  • たんぱく質と野菜をしっかり食べる

「がんばる」「我慢する」というより、「自然と続く工夫」をしたことで、体重も減り、健康も手に入りました。リバウンドもしないし、メンタル的なストレスも激減。むしろ、毎日「調子いいな」と感じることが増えました。

これは「続けられる習慣」が健康とダイエットの鍵である、という現代の行動科学の知見にも合致しています。

「厳しい制限や過度な目標よりも、日常的な小さな工夫や“できる範囲”での取り組みが長期的な健康増進につながる」(国立長寿医療研究センター・厚生労働省報告)


健康もダイエットも“無理しない”が正解だった

ダイエット=苦しい、健康=厳しい制限、と思いがちですが、本当に大事なのは「無理せず、自然体で続けられる方法を見つけること」だと身をもって感じています。

ダイエッターとして、できる方法でやり続けること。


今回、医学的なエビデンスを調べてみて、自分の体験が決して偶然ではなく、科学的な根拠に基づいたものだったことを知り、さらに確信が深まりました。

体験談だからこそ伝えられる、「体の声に耳を傾けてみて」というメッセージ。もしあなたも、ダイエットや健康で悩んでいるなら、ぜひ“無理しない方法”を一度試してみてください。きっと、思わぬ健康やラクな毎日が待っていますよ。

※本記事は個人の体験談であり、医学的なアドバイスではありません。健康状態に不安がある場合は、専門医にご相談ください。

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